難しすぎる数字の数え方!フランス語で「97」は”4×20+10+7”?

こんにちは!フランス語も英語も話せないのに、フランスに滞在することになってしまったbelle(ベル)です。

私はフランス語で「97」を覚えようとしたら、難しすぎて心が折れた経験があります。

いや、正直私からするとフランス語の数字の数え方は「心が折れた」ではなく、「アホかー!こんなん覚えられるかぁ!!」というレベル。。

あなたはどう感じるでしょうか?少し長いですがお付き合いください(*´Д`)

フランス語で「1」「2」「3」の数え方は?

フランス語で「1」「2」「3」をどう数えるのか、聞かれたことがあるのではないでしょうか?

そう!「1(アン)」、「2(ドゥ)」、「3(トロワ)」です。

それではその次は?

フランス語の数字の数え方「4」~「16」はそのまま覚えよう

フランス語では、日本語のように『15』は”10”と”5”で『じゅうご』という単純な数え方ではありません。

なので、「4」~「16」まではそれぞれの言い方を覚えなくてはいけません。

4(キャトル)、5(サンク)、6(シス)、7(セットゥ)、8(ユィット)、9(ヌフ)、10(ディス)、11(オンズ)、12(ドゥーズ)、13(トレーズ)、14(キャトーズ)、15(カーンズ)、16(セーズ)

フランス語の数字の数え方 「17」「18」「19」

ここでやっと、『15』は”10”と”5”で『じゅうご』のような言い方がでてきます。

『17』は10(ディス)と7(セットゥ)で『ディセットゥ』

『18』は10(ディス)と8(ユィット)で『ディズユィット』

『19』は10(ディス)と9(ヌフ)で『ディズヌフ』

フランス語の数字の数え方 「20」「30」「40」「50」「60」

ここで先に、20、30、40、50、60のそれぞれの数え方をみていきます。

20(ヴァン)、30(トラント)、40(カラント)、50(サンカント)、60(ソワサント)

ちょっとわかってきた!フランス語の数え方

ここで少し法則性がでてきます!

『25』は20(ヴァン)と5(サンク)で『ヴァンサンク』、

『28』は20(ヴァン)と8(ユィット)で『ヴァンユィット』、

『35』は30(トラント)と5(サンク)で『トラントサンク』、

『38』は30(トラント)と8(ユィット)で『トラントユィット』、

 覚えられそうな気がしてきますね!60の位まではこの法則でいけます。

フランス語の数字の数え方「70」は「60+10」?

やっとわかってきたところですが、70を超えると法則が変わります。。

『70』は60(ソワサント)と10(ディス)で『ソワサントディス』

『75』は60(ソワサント)と15(カーンズ)で『ソワサントカーンズ』

『79』は60(ソワサント)と10(ディス)と9(ヌフ)で『ソワサントディスヌフ』

うーん、ちょっとこんがらがってきました(;´∀`)

「80」は「60+20」ではなく「4×20」!?

70の位の法則で行けば、80は60+20でいけそう!と思ってしまいますが、ここで掛け算がでてきます(;゚Д゚)

『80』は4(キャトル)×20(ヴァン)で『キャトルヴァン』

『85』は4(キャトル)×20(ヴァン)+5(サンク)で『キャトルヴァンサンク』

そろそろ誰か「こんな数え方、わかりにくくて非効率的ですよ」と言ってください。これを決めるときになぜ異論が出なかったのか不思議でなりません。。

フランス語の数字の数え方 90の位!「97」は?

90の位は80に数字を足していきます。

『90』は4(キャトル)×20(ヴァン)+10(ディス)で『キャトルヴァンディス』

『95』は4(キャトル)×20(ヴァン)+15(カーンズ)で『キャトルヴァンカーンズ』

『97』は4(キャトル)×20(ヴァン)+10(ディス)+7(セットゥ)で『キャトルヴァンディスセットゥ』

もうお腹いっぱいなのは私だけでしょうか。。

ところでなぜ「97」を覚えることになったのか

フランス人の手書きの97はこんな感じ。日本人には読みにくいですね

そもそもなぜ「97」を覚えることになったのか、それは〇〇通りの97番地に住んでいたから。

もし緊急事態でタクシーに乗ったときに住所を言えるようにと覚えたのですが、住所は紙に書いて見せられるようにした方がいいと気づきました(笑)

ちなみに「100」はフランス語でなんという?

こんなに厄介なフランス語の数字の数え方。では100は・・・

100(サン)でした(*´Д`) シンプル!

『フランス語の数字の数え方』まとめ

フランス語の数字の数え方、本当に難しいですよね。みているだけで疲れます。。

もし旅行のために数字を覚えようと思うなら、このカタカナフランス語をみても実際には絶対に聞き取れません(;´∀`)

私はバッグの中にいつも、フランス語版『旅の指さし会話帳』という本を入れて持ち歩き、いざという時にはその本を見せられるようにしています。

数字のページはこんな感じで、値段交渉まで書いてあります

フランスではフリーマーケット(蚤の市)もよくやっているので、そこでは値段交渉できる場合があるので、ディスカウントのフレーズも使えるかもしれませんね。

ほかにも普段の生活で使えるフランス語がたくさん載っています

超心配性の私のバッグにはいくつかの必須アイテムが入っていますが、この本もその一つで持っていると安心します。フランス旅行の参考にされてください。

プロフィール
この記事を書いた人
belle(ベル)

フランス語も英語も話せないのに、コロナ禍に猫と一緒にフランスに渡航することになってしまった40代女子。

ノリや勢いで外国人に話しかけるなんて絶対ムリ!というタイプ。
わからないことだらけ、ドキドキの海外生活を発信します。

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フランス語も英語も話せない私がフランスに滞在する理由